今日、有線・無線のブロードバンド・ネットワークが広く普及を遂げ、携帯電話でもテレビが見られるほどにコンピュータはその処理能力を高めています。そして、デジタルの眼となる受像素子は1000万画素を越え、さらにこの先、解像度を上げてゆきます。
それでは、そのような高精細な画像を撮影する機器が身近に普及し、コンピュータで手軽にその画像が扱えるようになり、そして、ブロードバンド・ネットワークにより、誰でもそんな画像が利用可能になる状況がもたらす近未来には、いったい何が起こるのでしょうか。
それは、壁面や紙に文字や絵が描かれた太古より続く常識、すなわち、「画(え)とは、決められたフレーム内に描かれたものを受動的に見るもの」という常識がくつがえり、本来、人間が持つ自由な視野を実現する新しい映像の時代が始まるということです。
このような潮流の中で当社は、コンピュータがもたらす自由で新しい視野の世界を先んじて世の中に提供すべく、2000年より空間映像と、その応用技術に関するソフトウェアの開発に努めてきました。
さらにこの先も、コアの技術進化を図りながら、先進のウェブ技術とマーケティングを、自社の製品サービスに取り込んでゆく歩みを速め、経済社会におけるイノベーション実現の基盤を提供すべく、日々活動を続けてまいります。
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