株式会社セイブ様（長野県松本市）

長野県松本市を中心に事業を展開する山田社長は現在、「セイブ」、「スマイルハウス」、「ウッドハウス」の3社を経営する。「セイブ」は新築モデルハウスの販売をはじめ中古再生住宅と土地の販売。「スマイルハウス」は企画型注文住宅の受注。「ウッドハウス」は建築施工を行っている会社である。（※以下は、第一回ロケプロ導入店・全国大会において、山田社長にご講演いただいた内容を編集したものです）

「土地に推奨建物を付けて売るシステムがある」ということでロケプロに興味を持ち、このシステムを使っていったい何ができるのかを考えたとき、土地建物販売で、費用対効果が上がらない宣伝広告費を削減できると思い、ロケプロの導入に至った。

導入後しばらくは、社員がロケプロの利点や、使うことの意義、ユーザーがウェブページに望むことなどがわからず、運用といわれるレベルまでは使いこなせていなかった。そのため、約１年くらいは効果が上がらなかったが、従来型のホームページ方式にこだわり、ロケプロの新しい概念を理解しないウェブとチラシの担当社員を苦肉の策で入れ替えて、社内の体制（情報発信基地）を一新した。

そうした社内の意識改善と努力が実り、ウェブ上で会ったユーザーをこちら側（店舗）に、来店させる自動システムができてきた。おかげさまで利益が前年比の2倍になり、広告宣伝費が2,300万円ダウンできた。このやり方を継続することにより来期はさらに1,500万円のダウンが見込まれる。

現在、「検索キーワード」、「QRコード」を掲載したチラシをポスティングしてロケプロコンテンツへお客様を誘導させることを第一に実践している。ここで肝要なのは徹底したアクセス解析を行うことである。

ロケプロを導入して、自分たちだけではなかなか気付かない点にも気付くことができた。それは、近隣の景観の重要性である。地域の病院、スーパー、学校などの情報を収集し、各モデルハウスにもロケーション情報を載せたパネルを置くことで、営業も説明がしやすくなった。

そして、ロケプロの一番優れた機能は、お客様が買うつもりで来てくれるところである。あとは営業が背中を押すだけなので、営業はとても楽になった。

費用対効果が高くなり、大変ありがたい。その他にもロケプロで、案内看板や、ショールームが変わった。店舗には大型テレビで随時、販売物件を公開している。この不況下、従来の常識は一切通用しない。わが社と他社の差別化をどう商売に実装できるかが大事なことだ。

経営者の仕事は、導入されたシステムがどのように役立つか、そして役立ったものがどのように利益を生むのかということを決めるのが神髄であり、あとは社員に任せればと考えれば、新しいシステムの導入はそんなに難しいことではない。

株式会社クリエイトホームズ宮城中央店様（宮城県仙台市）

――ロケプロを導入する前と後で、変わったことはありますか？

　塗：今まで、新聞折り込みやCM、雑誌掲載、ポスティングなどの様々な媒体を使って広告活動をしてきましたが反響はご存知の通りまちまちです。それ以前に、私を含めスタッフ自身がはじめから期待が小さいというのが正直なところでした。しかし、今は「ロケプロがあれば大丈夫！」的な、いわば定説のようなものができました。

どんな媒体を使うにしろ、最終的にはロケプロ特有の「匿名性が強い」「情報が多い」「臨場感たっぷりのバーチャルリアリティの世界」にお客様を引き込めれば、なんとかなります。なんとかならなければ、また一から作ってやり直す。こんな感じです。あれだけの情報量ですから、ご来場されるお客様の「質」は当然上がったと感じます。

――ロケプロ導入から15か月経ちましたが、その後はいかがですか？

　塗：言いすぎかもしれませんが、ほぼ全棟がロケプロ効果で売れていると思ってます。ロケプロ様様様…といった感じです。事前にロケプロで熟慮したうえで、「申し込み」にくるお客様は少なくありません。

お客様に言われたことで、一件面白い出来事がありました。1日で何件も見学して、家に帰って家族会議をしたときに、家具の配置を検討してもう一回内装の確認がしたくなったそうです。その時、弊社にはロケプロがあったので、「自宅」で何度も再見学したそうです。そのうち、他の物件をもう一度見にいくのが面倒になって、結果的に弊社の物件で決めていただいた。内容は単純ですが、これは結構あると思うんです。舞い上がった後のブルーというのでしょうか…。そこで、一番早く対応できる（救ってあげられる）物件・会社が勝つのですかね。

■4月12日（火）東京会場

会場：東京八重洲ホール　　住所：東京都中央区日本橋3丁目4−13

時間：13:30～16:30（受付13:00～）

費用：3000円　←先着20社限定無料

申込締切：2011年4月11日(月)